こんにちは、たらこまるです。
この記事では、
キッチンのバイトを始めたものの
あまりの暑さで途方に暮れている方に向けて・・・
高校~大学までファミレスのキッチンで働きイロハを知り尽くした
僕自身が実施していた暑さ対策含め、
真夏のピークも乗り切る為のキッチンの暑さ対策を紹介します。
この記事は以下のような人におすすめ!
ファミレス(キッチン)の
・暑さ、汗、臭いに悩んでいる
・すぐにできる対策を知りたい
早速結論ですが、ファミレスキッチンの
暑さ・汗対策のポイントはこの6つです。
①暑さに目を背けない
②まとわりつく汗は流水で流す
③こまめな水分補給
④スカーフに氷を入れて首を冷やす
⑤インナーを着替える
⑥制汗剤は無香料クリームタイプがベスト
それでは詳細を解説していきます!
暑さに目を背けない
キッチンの実情紹介記事で記載した通り
キッチンの暑さに対しては考え方が重要になってきます。
「なるべく汗をかきたくない…」と考えていると、汗を沢山かいた際にショックを受けるので
汗はめちゃくちゃかくものとして、
「スポーツやダイエットのエクササイズをしている」
等と思いながら取り組むだけで少し楽になるので試してみてください。
汗をかく前提に立ったうえで、「暑さをどう乗り切るか」を考えることがポイントです
まとわりつく汗は流水で流す
夏場の土日ピークには物凄い汗をかきますよね。
フライヤーの熱気やボイル機の水蒸気等で体中に汗がまとわりついてきます。
※キッチンの暑さの原因(熱源)はコチラの記事を参照ください
休憩中やピークが少し落ち着いたタイミングで
流水を使い汗を洗い流すと体が冷えますし、
汗のベトベトが流れ落ち
めちゃくちゃリフレッシュできます。
腕を丸洗い
肘から下を流水(シンクの中)でさっと丸洗いしましょう。
肘内側のベトベトがとれ
不快感が減りクーリング効果大です。
丸洗いした後は
キッチンペーパーで腕全体をさっとふいて
手の平をアルコール消毒や石鹸で洗ってから仕事へ戻ります。
なお、腕全体を丸洗いする際に石鹸をつけるのはおススメしません。
洗い流すのに時間かかりますし、
忙しいなか丁寧に洗っていると周りからの印象があまり良くないのでご注意を!
ポイントは短時間でさっとクーリングすることです。
顔を丸洗い
これはほぼ男子限定ですが、
休憩中や一瞬落ち着いたタイミングで
帽子を取り、顔とアゴ下あたりを流水でバシャバシャ洗います。
めちゃくちゃスッキリします。
僕は休憩入る際もそうですが、
休憩終わって灼熱キッチンへ戻る際は
顔バシャバシャしてから
「よっしゃいくでー!」と気合を入れてよく戻っていました(笑)
こまめな水分補給
熱中症予防のためにも特に夏場は必ず水分補給をしましょう。
のどが渇いてから水分補給しては遅いので
オーダーの合間をぬってコマメに水分をとります。
僕がやっていた方法を紹介します。
まずピークが始まる前に以下を用意します。
・氷水が入ったピッチャー
・氷をいれたプラスチック製の器(お茶碗とか)
それらをオーダーあげる際に邪魔にならない場所へ置いておきます。
もしあなたがキッチンのリーダー的な人であれば、
ピッチャー、プラ製の器を各ポジションへ配備しておくと
各メンバーがオーダーあげる合間に
器に水を注いで水分補給しながら仕事を進めることができます。
※新人はなかなか水分補給したい とは言いづらいので対応してあげましょう
器はガラス製のものはやめましょう、落として割るリスク大です。
狭いキッチン内を慌ただしく動き回る中で
僕自身何回か器を落としたことがあります。
プラスチック製のお茶碗であれば落としても割れませんし、
新しいお茶碗がキッチン内に沢山用意されているので、
新たにそこへ注いで飲めばいいのです。
マイタンブラーを活用しよう
お茶碗のように
キッチンにあるものをつかって水分補給できればいいのですが、
新人のうちはそのような提案はなかなかできませんよね。
また、お店自体が
「水分補給は自分の水筒等を使うこと」
と決まっている場合もあります。
この場合は、
いつでもすぐに飲めるタンブラーをおススメします。
僕のおすすめはマーナの360°タンブラーです。
このタンブラーはフタをしたまま360°どこからでも飲めるので
バタバタ動き回る忙しいキッチンの中で
ホコリが入ることを防ぎつつ、
オーダーの合間を縫ってさっと水分補給するのに最適です。
スカーフに氷を入れて首を冷やす
これは僕がキッチン入りたての頃にベテランのおばちゃんに教えてもらった方法です。
スカーフの首裏にあたる部分に氷をくるんだうえで
スカーフをまくとクーリング効果大です。
ピーク突入前に皆と「氷いれたー?」と確認しあう程必ずやっていました(笑)
クックユニフォームとしてスカーフがない場合は市販のネッククーラーをおススメします。
ネッククーラーはPCM素材タイプと保冷剤タイプがあります。
PCM素材タイプは首へのフィット感がなく冷却効果も長続きしないので、
キッチンで使う場合は保冷剤タイプをオススメします。
柔らかくて首にフィットしつつ汗も吸収してくれます。
保冷剤タイプで特におすすめなのがこちらです。
首をグルリと囲むように保冷剤をスカーフの中に仕込めるのでフィット感と冷却効果が抜群です。
上記ネッククーラーは凍らない不凍保冷剤を使っていますが、
より長時間持たせたい場合は完全凍結タイプの保冷剤も数百円で以下の通り別売りしています。
より暑さが見込まれる日には完全凍結タイプに替えるなど
用途によって使い分けられるのも非常に実用的です。
背中も含めもっと広範囲にクーリングしたい方にはこちらをオススメです。
背中の部分は調理服の中に入れてインナーの上から
ネッククーラーをあてると強力にクーリングしてくれます。
インナーを着替える
ただでさえまとわりつく汗に加えて
これまで紹介してきたように
顔を丸洗いしたり、スカーフに氷をまいたりすると
汗+水でインナーは結構濡れます。
腕や顔は水洗いできても
汗だくになったインナーはどうしようもないので、
気になる方は休憩中にインナーを着替えましょう。
着替えるタイミング
早番の場合
朝~夕方まで入る早番の場合、
モーニングピークとランチピークで汗をかきます。
上の図で汗かき具合を示していますが
モーニングピークで軽く汗をかきますので
気になる方はモーニング終了後の昼休憩でインナーを着替えるといいでしょう。
ちなみに僕はモーニング終了後の汗はあまり気にならなかったので着替えていませんでした。
そしてランチピークではめちゃくちゃ汗をかくので
ランチ終了後の休憩時に着替えられるようインナーを用意しておくと安心ですね。
遅番の場合
昼~夜まで入る遅番の場合、
ランチピークとディナーピークで汗をかきます。
こちらも上の図で汗かき具合を示していますが
ランチピークでめちゃくちゃ汗をかきますので
ランチ終了後の休憩時に着替えられるようインナーを用意しておくと安心ですね。
同じくディナーピークでもめちゃくちゃ汗をかきますが、
ディナーピーク終わったら帰るだけですので
気になる方は再度着替えるインナーを用意しておきましょう。
ちなみに僕は、ディナー終了後は帰って風呂入るだけなので特に着替えていませんでした。
バイト後に遊びに行くとか用事がある場合は着替えを用意しておきましょう。
キッチンでおススメするインナー
調理服の下に着るインナーは吸水性、速乾性に優れたもの、
かつ脇部分に汗取りパッドが付いたものをおススメします。
とにかく真夏のピーク時等は滝のように脇汗をかき
不快感の一番の原因となりますので
気になる方は脇部分の汗取りパッドは必須です
制汗剤は使っていい?
キッチンではとにかく汗をかくので
「制汗剤を使おう」
と思われるかもしれませんが、
基本的に飲食業では匂いが強い香水、制汗剤は禁止されていることが多いので、
キッチンで制汗剤を使う場合は無香料を選びましょう。
蒸し暑いキッチンの中で
ほんわか制汗剤と汗が混ざったような臭いがしてきたら嫌ですよね。
特に臭いが気になる方はクリームタイプがオススメです。
脇の下など、気になる部分にムラなく塗れます。
※スプレータイプはどうしてもムラがでがち・・・
こちらは僕が特に愛用している脇汗臭い対策クリームです。
僕は結構脇汗をかくタイプ&臭いにも悩んでいて
国内の制汗剤はどれも効果がイマイチでした。
どうにかならないかと色々調べた結果アメリカ製のこの制汗剤にたどり着きました(笑)
海外は体臭が日本よりも強いから制汗剤自体も効果が段違いらしいです
あくまでも僕の体感ですが
・自分でも体感するほど臭いが気にならなくなる
・脇汗の量が塗らないときと比べて減る
・無香料として売られているがシャボンの香りが若干する
ただし気になるレベルではないのでキッチンでも問題なく使える
・本体のフタをとると固形のクリーム部分が露出し直接脇の下に塗れるので手が汚れない
少し値段がはりますが、
僕はこれのおかげで安心して汗まみれになりキッチンの仕事ができました(笑)
今でも普段から愛用しています。
まとめ
以下にポイントをまとめました。
是非参考にして頂き真夏のピークを乗り切りましょう!
①暑さに目を背けない
⇒汗をかく前提に立ったうえで「暑さをどう乗り切るか」を考える
②まとわりつく汗は水で流す
・休憩中やピークが少し落ち着いたタイミングを狙う
・流水でさっとクーリング
③こまめな水分補給
・ピッチャーとプラ製器で水分補給
・ピーク前に用意
・用意するのが難しい場合はマイタンブラーを用意
④スカーフに氷を入れて首を冷やす
・スカーフがない場合は保冷剤タイプネッククーラーを用意
⑤インナーを着替える
・ピーク後の着替えとして用意しておくと安心
・脇の汗取りパッドは必須
⑥制汗剤は無香料クリームタイプがベスト
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