【4,000円以下】壊れたドア蝶番を業者に頼まず自分で直す方法②

お役立ち情報

我が家のリビングのドアが閉まらなくなりました。

頻繁に開け閉めしているとドアの位置が少しずつずれて段違いを起こすんですよね。

通常であればドアの蝶番をネジで調整すれば段違いは直るのですが、

蝶番の調整ネジのネジ穴が潰れてしまいネジが締まらない=調整ができなくなってしまいました。

※この画像では赤枠部分の調整ネジがとれてしまっています

以前業者に修理を頼んだときは、
部品代以外にも出張費、作業代もろもろ2万円近くかかりました。

結構財布に厳しいので、少しでも安く済ませる為に今回は業者に頼まず自分で直してみました。

結果、以下の通り業者に頼むより格安で直せましたので、
ドア蝶番が壊れた際に自力で安く済ませる方法を紹介します

まず安く自分で直す方法の結論はコチラ!

方法①ネジ穴修理キットを使う…修理キット代711円
方法②ドア蝶番を交換する
…部品代1,650円+配送料2,200円=3,850円

方法は2通りありますが、本記事では確実に直せる方法②を紹介します。

最も安く直せる方法①はコチラの記事で紹介していますので参照ください

方法②ドアの蝶番を交換する

ドア蝶番の交換は業者に頼めばすぐに終わりますが、
以前同様の修理を頼んだ際は部品代+出張費+作業代で2万円近くかかりました。

自分で直せば蝶番の部品代だけで済みますので、その方法を紹介します。

大まかな流れは以下の通りです。

①ドア品番、メーカーを確認する
②調べた情報をもとにドア蝶番の品番をメーカーに問合せする
③該当のドア蝶番を購入する
④蝶番を交換する

まずドアの品番、メーカーを確認する

蝶番を入手する為に、まずはドアに適合する蝶番の品番を見つけなければなりません。

蝶番品番はメーカー問合せが必要なので、まずは「ドア」の品番・メーカーを確認します。

ドアに貼ってあるラベルを確認しましょう。
蝶番の上あたりに貼ってあることが多いです。

我が家の場合、以下の通り分かりました。

メーカー:住友林業クレスト
ドア品番:DBAC09UB-7020S

メーカーに蝶番の品番を問い合わせる

メーカー、ドア品番が分かったらメーカーへ問合せます。

メーカーのホームページへいくと以下のような問合せフォームがあります。

問合せ内容として以下の通り記載して
蝶番の品番、価格、購入方法を確認問合せます。

リビングのドア蝶番が壊れてしまい交換したい為、
適合する蝶番の品番、価格、購入方法を確認させて下さい。

ドアの品番
DBAC09UB-7020S

数時間後、以下の返信が来ました。

・蝶番品番、価格
個人には販売できない為、施工店やリフォーム店に相談してほしい旨

蝶番は施工業者にしか販売していないとのことで、
どうりで「ドア品番、蝶番」をネットで検索しても出てこなかった訳です。

個人に販売してもらえる場合はこのまま購入すればいいのですが、
今回のケースでは個人販売できないということで、家を建てた施工店に連絡をすることにしました。

施工店で蝶番を発注、購入する

施工店への連絡手段は電話、メール等なんでもいいですが、
私は施工店ホームページの問合わせフォームから以下の通り連絡をいれました。

リビングのドア蝶番が壊れてしまい交換したい為、ドア蝶番の部品だけ購入したいです。
蝶番の品番はメーカーに問い合わせて以下の通り確認済みです。

蝶番の品番/数量
ZドアチョウバンSA/1個

しばらくして施工店から電話が来て、納期、金額等を確認した後、施工店から発注をしてもらいます。

施工店問合わせ ⇒ 施工店発注 ⇒ 施工店に部品到着 ⇒ 施工店から自宅へ届ける

これらの期間が3週間位かかります。

届いた部品と金額がコチラです!

ネジもついてきましたね。

配送費込みで3,850円です。
※配送費が高いのでストック含め複数個の蝶番を購入した方がお得ですね

業者に頼むと2万円近くかかりましたから自分で直した方が断然お得なことが分かります!

蝶番を交換する

無事に部品を受領したらいよいよ交換です。
簡単に交換できますので順を追って紹介します。

まずドアを外す

ドアを外す手順です。

ドアの上側と下側に2か所蝶番がありますが、
順番としては、まず上側を外した後に下側を外すとドアが外れます

上側蝶番の外し方

以下の写真の通り、ばね式の軸を下に下げてからドアをずらして外します。
軸を下げるのはマイナスドライバー等を使います。

下側蝶番の外し方

上側が外れたら下側の蝶番を外しますが、
下側はドアを上に持ち上げてずらすだけなので簡単です。

※ただしドア本体がそれなりに重いので女性の方や力に自身が無い方は2人で作業すると安心です

古い蝶番を外す

ドアが外れたら古い蝶番(交換したい蝶番)をドアから外します。

ネジ4本で止まっているだけなのでドライバーを使い外します。

蝶番はドアに結構強くはまっているので、
②でドアから蝶番本体を外す際は、マイナスドライバー等を使い力を込めてボコッと外すイメージです

ちなみに今回は①と②の間で
以下の通り蝶番の「調整部分」を外しましたが、
ここを外さないでも①の通り4本のネジを外せば蝶番本体は外せます

新しい蝶番を付ける

古い蝶番本体が外れたらいよいよ新品の蝶番を取り付けます。

取り付けは簡単、4か所のネジを止めるだけです。

ドアを付ける

新蝶番の取り付けが完了したら、
あとはドアを戻すだけです!もう少しですね頑張りましょう

ドアを戻すのは取り外したときと逆の手順です。

まず下側蝶番を付けた後に、上側蝶番を付けるとドア取り付け完了です

下側蝶番の取り付けは、ドアを上からはめ込むだけなのでここでは写真は割愛しますね。

下側蝶番を取り付けた後、上側蝶番の取り付けは以下の通り行います。

②の通り軸を下げつつドアをずらして軸受けに軸を挿入。
最後に③の通りカバーを取り付ければ完了です!

軸を下げるのはマイナスドライバー等を使いましょう。
ちなみに僕はクリップクランプツールという先端が特殊な形をしているドライバーを使いました。

軸に引っかけて軸を下げる際や、蝶番本体を外す際
隙間に引っかけやすいのでマイナスドライバーで苦戦する場合は使ってみてください。

←※このシーンのときですね

わずかな隙間に引っかけて外す系の作業ではかなり役立つので
一家に1本あると何かと便利です👌

まとめ

以下に自力で安くドアを直す方法をまとめました

方法①ネジ穴修理キットを使う…修理キット代711円
方法②ドア蝶番を交換する
部品代1,650円+配送料2,200円=3,850円

そこまで開閉しない場合は方法①で十分
※方法①の詳細はコチラ

根本から直したい場合は方法②
※ただし蝶番手配まで1か月近くかかるので、応急処置的に方法①の実施を推奨

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